エジプト、ラファ検問所再開後にガザからの負傷者受け入れと支援物資搬入の準備整う

北シナイ州知事は、「危機管理センターは、支援物資の搬入を含む可能なシナリオに対応して作業を進めています」と述べています。

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イスラエル国営放送KANによると、ラファ検問所は2月1日から両方向で再開される見込みです。 / Reuters

エジプトは、ラファ検問所が再開され次第、ガザからの負傷者を受け入れ、人道支援物資を搬入する準備が整っているとしています。

北シナイ州のハレド・ムジャウィル州知事(少将)は、水曜日のエジプト国営テレビで、ラファ検問所のエジプト側は現地の状況に対応する準備が整っていると述べました。

ムジャウィル州知事は、検問所再開に備え、危機管理センターが支援物資搬入を含む可能なシナリオに対応して作業を進めていると述べました。

エジプトが事前に準備を整えていることに触れつつ、ムジャウィル州知事は、カイロの危機管理センターやすべての国の機関との連携が進んでいると強調しました。

「ガザからの負傷者受け入れや支援物資搬入の準備は100%整っています」と述べています。

イスラエル国営放送KANによると、ラファ検問所は2月1日から両方向で再開される見込みです。

第1段階の条件を履行

ドナルド・トランプ米大統領は2025年10月9日、エジプトで行われていた協議の中で、イスラエルとハマスがガザ停戦計画の第1段階を承認したと発表しました。停戦は翌日、イスラエル政府の承認を受けて発効しました。

ガザで拘束されていた最後のイスラエル人、ラン・グヴィリ氏の遺体は1月26日に回収されイスラエルに戻されました。ガザのパレスチナ勢力は第1段階の合意条件を概ね履行したとされています。

停戦にもかかわらず、イスラエル軍はさまざまな口実のもと、ガザのパレスチナ人に対する攻撃を継続しています。

一方、トランプ米大統領の中東担当特使スティーブ・ウィトコフ氏は1月14日、20項目からなるガザ計画の第2段階が始まり、アリ・シャース氏の指導の下、パレスチナ専門家で構成されるガザ国家行政委員会が設立され、ガザ地区の統治にあたると発表しました。

イスラエルが2024年5月以降閉鎖し、管理下に置いていたエジプト・ガザ国境のラファ検問所を再開し、合意された量の人道支援物資をガザに搬入できるようにすることも、合意の第1段階における約束事項の一つとなっています。