ゼレンスキー大統領、「交渉を強化するため」にトルコを訪問する予定
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が、外交を再活性化することを目的とした協議のためトルコを訪問します。 スティーブ・ウィトコフ米国代表も会談に参加する予定ですが、クレムリンは協議には参加しないと明言しています。
ゼレンスキー大統領
ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ロシアとの戦争を終結させ、捕虜交換の再開に向けた取りを前進させるために交渉を「強化する」目的でトルコを訪問する予定だと述べました。
ゼレンスキー大統領は火曜日、テレグラムで発表した声明の中で、水曜日に「一連の会談」を行うと述べましたが、トルコのどの都市に滞在するのか、また誰と会談するのかについては明らかにしませんでした。
ウクライナ大統領は、翌日にトルコで会談を行う予定であると述べ、交渉を加速させる準備を進めており、パートナー国に提示する解決策もまとめていると明らかにしました。
また、戦争を終わらせることがウクライナにとって最優先の目標であり、捕虜交換や戦争捕虜の帰還プロセスの再開にも取り組んでいると説明しました。
ゼレンスキー大統領は今回の国際訪問の後、与党「国民の僕(Servant of The People)」の議員らと会談し、「国家が必要とする複数の法的措置の実施と速やかな決定」を提案する予定だと述べました。
米国メディアはまた、米国特使のスティーブン・ウィトコフ氏が水曜日に予定されているゼレンスキー大統領との会談に参加するため、トルコを訪れる見通しだと伝えています。