イラン軍幹部、トランプ氏とネタニヤフ氏の「脅威」に対抗姿勢
イランでの経済抗議デモは、イスラエルや米国といった敵対国の指導者を含め、国際的な関心を集めており、これを受けて軍が反応しました。
イラン軍のトップは、米国とイスラエルが反政府抗議デモを支持したことを受け、イランは外部勢力からの脅しを黙認することはないと警告しました。
国営ファルス通信によると、アミール・ハタミ将軍は水曜日、「イラン・イスラム共和国は、イラン国民に対する敵対的な言辞の激化を脅威とみなしており、対応せずにその継続を容認しない」と述べました。
イラン軍司令官のハタミ氏は、「敵が誤った判断を下せば」、イランの対応は昨年6月に起きたイスラエルとの12日間の戦闘時よりも、さらに強硬なものになると警告しました。
ここ数日、トランプ米大統領は、抗議デモで死者が出た場合のイランへの介入に言及しており、イスラエルのネタニヤフ首相もデモ支持を表明しています。
12月28日には、テヘランで商人らが物価高騰と通貨リアルの急落に抗議するデモを行い、これをきっかけに複数の都市で同様の動きが広がり、一部では死者も出ました。
今回のデモは、2022年から2023年にかけて起きた抗議運動の規模にはまだ達しておらず、大統領選後に発生した2009年の大規模な街頭抗議には、なおさら及んでいません。
しかし、経済抗議デモは、敵対国の指導者を含め、国際的な関心を集めています。
トランプ米大統領は日曜日、記者団に対し、「我々は非常に注意深く見ている。過去のように人々の殺害が始まれば、米国から強い打撃を受けることになるだろう」と述べました。
一方、ネタニヤフ首相はイスラエルの閣議で、「我々は、イラン国民の闘いと、自由、解放、正義を求めるその願いに連帯する」と述べました。
これに対し、イラン外務省は月曜日、トランプ大統領とネタニヤフ首相が暴力を扇動し、イランの国家的結束を損なおうとしていると非難しました。
6月の戦争は、イスラエルがイランの軍事施設や核関連施設を前例のない規模で攻撃したことをきっかけに始まりました。
米国も一時的に攻撃に加わり、イランの主要な核施設3カ所を攻撃しました。