エルドアン大統領「テヘランへの軍事行動に反対、米イラン仲介に意欲

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、危機が表面化する前に防ぐため、地域的な安全保障メカニズムの構築を呼びかけました。

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エルドアン大統領:トルコはイランとアメリカの間で仲介の用意があり、テヘランへの軍事行動を拒否する。 / AA

トルコ共和国のレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は3日の火曜日、イランとアメリカの緊張緩和を支援するため、トルコが仲介役を務める用意があると表明し、アンカラとしてテヘランに対するいかなる軍事行動も拒否する立場を強調しました。

エルドアン大統領は、サウジアラビア訪問中に同国アッ=シャルク・アル=アウサト紙のインタビューに応じ、「緊張を和らげ、問題を解決するために、イランとアメリカの間で仲介の役割を果たす用意があることを改めて確認している」と述べました。

エルドアン大統領はまた、トルコはこの地域が「新たな戦争や新たな破壊の波」を目にすることを望んでいないと強調しました。

さらにエルドアン大統領は、「イランに対するいかなる軍事介入にも反対する立場を、あらゆる場で明確にしてきました。関係各国に対しては、緊張をエスカレートさせるいかなる行動も避ける必要性を強く訴えている」と述べました。

地域的な安全メカニズムの構築

トルコ共和国のレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、「危機が表面化する前に防ぐ」ため、地域的な安全保障メカニズムの構築を呼びかけました。

エルドアン大統領は、「私たちの地域に必要なのは新たな分断ではない。必要なのは、共通の理性と共通の責任に基づいて築かれる協力の枠組みだ」と述べました。

さらに大統領は、「私たちの目的は紛争を管理することではない。外交的対話の基盤を強化することで、紛争が発生する前に防ぐことだ。このため、地域的な安全保障メカニズムの構築は、危機が芽生える段階でそれを抑止することに寄与すると信じている」と強調しました。

またエルドアン大統領は、サウジアラビアやパキスタンをはじめとする友好国との協議を継続していると述べ、問題をブロックや同盟の論理で捉えていないと説明しました。そのうえで、「この姿勢こそが、地域諸国と進めている協議と連携の取り組みを支える基本的なビジョンだ」と語りました。

エルドアン大統領はさらに、地域の歴史、アイデンティティ、現実を顧みずに押し付けられたシナリオは「より多くの苦しみと悲劇」を生んできたと指摘し、ガザ、イラク、シリア、アフガニスタンでの紛争をその例として挙げました。