北朝鮮、今月4回目となる弾道ミサイルを東海に向け発射
ソウルと東京両政府は平壌による今回のミサイル発射を強く非難しました。朝鮮半島情勢が緊迫の度を増す中、域内各国は防衛警戒態勢を継続しています。
韓国軍合同参謀本部および日本当局の発表によると、北朝鮮は日曜日、短距離弾道ミサイル数発を東海に向けて発射しました。国際社会の重ねての警告を無視した形で、平壌が新たな兵器実験に踏み切ったものです。
韓国軍合同参謀本部は、ミサイルが北朝鮮・新浦付近から発射され、現地時間午前6時10分ごろ探知されたと明らかにしました。飛翔距離はおよそ140キロメートルに上ったと聯合ニュースが伝えています。
今回の発射は今年に入って7回目、4月だけで4回目となり、今月の軍事活動が急激に増加していることを改めて示すものとなりました。
韓国軍合同参謀本部は声明の中で、「韓米連合防衛態勢のもと、北朝鮮のあらゆる動向を緊密に監視しており、いかなる挑発にも圧倒的な方法で対応できる能力と態勢を維持している」と表明しました。
また、韓米両国の情報当局が今回の発射に関連する動向を追跡し、関連情報を日本側と共有したことも明らかにしました。
日韓両政府、発射を強く非難
日本の防衛省も弾道ミサイルの発射を確認し、日本の排他的経済水域外に落下したとみられると発表しました。
共同通信によると、航空機・船舶への被害および人的被害はいずれも確認されていません。
韓国政府は今回の発射を強く非難し、国連安全保障理事会決議への明白な違反であると断じた上で、北朝鮮に対しミサイル発射の即時停止を強く求めました。
北朝鮮が複数の短距離弾道ミサイルを発射したのは、4月8日以来となります。
外交的解決の糸口が見えない中、北東アジアの軍事的緊張が一段と高まっており、平壌によるミサイル能力の増強が地域の安全保障環境に深刻な影響を与えているとの懸念が広がっています。