東京の来園者、パンダの中国返還で「一つの時代の終わり」を実感

数千人が東京の上野動物園を訪れ、最後となるパンダの姿を見ました。返還により、日本では1972年以来初めてパンダがいなくなります。

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資料写真:東京で、双子のジャイアントパンダ、シャオシャオとレイレイが中国へ返還される前の最終観覧日に、上野動物園を訪れた人々の様子です。 / Reuters

日曜日、上野動物園では、今月末に中国へ返還される2頭のジャイアントパンダとの別れを惜しむ人々が訪れました。

4歳の双子パンダ、シャオシャオとレイレイの返還により、日本では1972年以来初めてパンダがいなくなります。別れを前に、数千人が抽選制の観覧券に申し込みました。

「シャオシャオとレイレイの両親がいた頃から通っています」と、金融業に従事する54歳の関木真知子さんは話しました。

「一つの家族の物語が終わるように感じます」と語りました。

パンダの中国返還については、以前から計画されていた一方で、近月の中日関係悪化を映し出しているとの指摘もあります。

11月には、日本の高市早苗首相が、中国が台湾を攻撃した場合、日本が軍事的に対応する可能性があるとの考えを示しました。

これに対し、民主的に統治されている同島の主権を主張する中国・北京は、強く反発しました。

別れを告げる

日曜日、動物園を訪れた人々の関心は政治ではなく、来園者は1分間ずつパンダを見ることができました。

来園者の一人は「パンダから多くのものをもらいました。元気や勇気、癒やしです。感謝の気持ちを伝えたくて、きょう来ました」と話しました。

観覧券が当たらなかった人たちも、現地を訪れました。

49歳の主婦は「きょうはパンダ観覧の抽選に当たらず、直接見ることはできませんでした」と話しました。

「それでも、パンダと同じ空気を吸いたくて、きょうここに来ました」と語りました。