トランプ氏、NATO同盟国がイランとの戦争に協力しなければNATOは「非常に暗い未来」を迎えると警告

トランプ大統領は、米国がウクライナを支援したように、同盟国もホルムズ海峡をめぐる問題で米国に協力することを期待していると述べています。

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トランプ大統領はFTに対し、掃海艇のほか、「イラン沿岸に潜む悪質な勢力を排除できる人員」が必要だと語りました。 / AP

トランプ大統領は、イランによって事実上封鎖された石油輸送の要衝ホルムズ海峡の開放に米国の同盟国が協力しなければ、NATOは「非常に暗い」未来を迎えると述べました。

日曜日のフィナンシャル・タイムズとの短いインタビューで、米国がロシアとの戦争でウクライナを支援したように、ホルムズ海峡問題ではヨーロッパが協力することを期待していると語りました。海峡の封鎖は世界規模でエネルギー価格の高騰を招いています。

「協力が得られない場合、あるいは否定的な回答があった場合、NATOの将来にとって非常に悪い結果になると思う」とトランプ大統領は述べました。同氏はこれまでも、NATOが米国の寛大さにただ乗りしていると繰り返し批判してきました。

「海峡の恩恵を受けている国々が、そこで悪いことが起きないよう協力するのは当然のことだ」とも語りました。

どのような具体的な支援を求めているかを問われたトランプ大統領はFTに対し、掃海艇のほか、「イラン沿岸に潜む悪質な勢力を排除できる人員」が必要だと答えました。

イランとの合意

トランプ大統領は、ホルムズ海峡の安全確保をめぐって7カ国と協議中であることを明らかにしました。

また、米国がイランと接触していることを認めつつも、テヘランが本格的な停戦交渉に臨む準備ができているかどうかについては懐疑的な見方を示しました。

トランプ大統領はエアフォースワン機内で記者団に対し、イランと協議しているとしながらも、「準備ができているとは思わない」と語りました。

イランとの戦争がいつまで続くかという不透明感が石油市場を揺るがしており、供給リスクへの懸念から原油価格は過去2週間で急騰しています。

日曜日、米国の指標原油であるWTI(ウェスト・テキサス・インターミディエート)は2.5%高の1バレル100.22ドルで取引を開始し、国際指標となるブレント原油も2.9%上昇して1バレル106.11ドルをつけました。