中韓日、台湾情勢の緊張高まる中で保健会合を開催へ

中国、日本、韓国は、北京と東京の間で緊張が高まる中でも、今週末にソウルで三カ国の保健会合を開催すると、共同通信が金曜日に報じました。

日本の厚生労働省によると、上野賢一郎厚生労働大臣が日曜日の会合に出席する予定で、中国の保健当局者も参加するとみられています。

ソウル出発前、上野氏は三カ国の継続的な協力の重要性を強調しました。

この三カ国による年次の保健対話は、2007年以降ほぼ毎年開催されています。

今回の会合は、日本の高市早苗首相が11月7日に「中国による台湾への攻撃は日本が集団的自衛権を行使できる『存立危機事態』に該当する可能性がある」と示唆した発言を受け、中国が先月、三カ国の文化相会合を延期した後に行われるものです。

中国政府はこの発言を強く非難し、自国民に対して日本への渡航を控えるよう警告するとともに、水産物の輸入を停止しました。

中国が自国の領土と主張する台湾は、沖縄県与那国島の近くに位置する自治的な地域です。