ロンドンのパレスチナ代表部、大使館に格上げ

パレスチナ大使は、この大使館がパレスチナと英国の関係における節目となり、パレスチナが自由を求める歩みにおいて前進を示すものだと述べました。

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ゾムロット氏は、英国に新たに開設されたパレスチナ大使館について、平和と尊厳、そして人々が正義と自由を追求する象徴だと述べました。 / Social Media

ロンドンのパレスチナ代表部は、2025年9月に英国がパレスチナ国家を承認したことを受け、正式に大使館へと格上げされました。

代表部の新たな名称は「パレスチナ国大使館」で、1月5日付で発効し、両国間の完全な外交関係樹立に向けた正式な一歩となります。

パレスチナ国の対英大使であるフサム・ゾムロット氏は、Xへの投稿で、代表部から大使館への格上げは英パレスチナ関係における転換点だとの認識を示し、「これは、自由と自決を求めるパレスチナの人々の長い歩みにおける重要な節目だ」と述べました。

また同氏は、「英国の人々の連帯が、私たちをこの地点まで導いてくれた。今後も続く長い道のりにおいて、極めて重要なものとなる」と付け加えました。

英国のハミッシュ・ファルコナー中東担当閣外相は、この決定について、「二国家解決の実現可能性を守り、イスラエルとパレスチナの人々にとって恒久的な平和への道筋を構築することが目的だ」と述べました。

ファルコナー氏は、ロンドンでの大使館開設を確認するとともに、外交関係の正式化を歓迎しました。また、ガザで続く人道危機にも言及し、支援物資のアクセスをめぐって一定の進展が見られるとの認識を示しました。

同氏は、「ガザにはより多くのトラックが入っており、これは歓迎すべき進展だ。しかし、主要な検問所は依然として閉鎖されたままで、輸送隊は引き返させられ、医療物資や避難用品は遮断され、NGOの活動も禁止されている」と述べました。

大使館への格上げは、英国の対パレスチナ関与の強化を示す一方、ガザの人道状況をめぐる課題が依然として残っていることも示しています。