トランプ氏、グリーンランド侵攻計画の策定を指示:報道
報道によると、軍の高官らは大統領の計画に抵抗しているとされています。
ドナルド・トランプ米大統領は、1月9日(金)、ワシントンのホワイトハウス・イーストルームで行われた石油関連企業幹部との会合で発言しました。 / AP
英国紙デイリー・メールは、ドナルド・トランプ米大統領が、グリーンランド侵攻に向けた計画の策定を特殊部隊の司令官らに命じたと報じました。
同紙によると、1月3日にベネズエラで行われ、ニコラス・マドゥロ大統領とその妻を拘束したとされる軍事作戦の成功を背景に、米大統領周辺の政策強硬派は、ロシアや中国に先手を取られる前にグリーンランドを掌握すべきだとしています。
また同紙によれば、トランプ氏は統合特殊作戦コマンド(JSOC)に侵攻計画の立案を指示しましたが、統合参謀本部は、この動きは違法であり、議会の支持も欠くとして反対しているとされています。
金曜日、トランプ氏がグリーンランドの獲得に関心を示す発言を行ったことを受け、グリーンランドの各政党の指導者らは、「我々はアメリカ人にも、デンマーク人にもなりたくない。我々はグリーンランド人でありたい」と述べました。
同日、ホワイトハウスでの行事に出席したトランプ氏は、「彼らが望むかどうかにかかわらず、我々はグリーンランドで何らかの行動を取る。そうしなければ、ロシアや中国がグリーンランドを掌握してしまう。ロシアや中国を隣国にするつもりはない」と述べました。
トランプ氏はさらに、「簡単な方法で取引をまとめたいが、そうできなければ難しい方法で対処する」と述べました。
この発言は非難を呼んでおり、とりわけヨーロッパ諸国は、今回の動きがNATOの終焉を意味する可能性があると警告しています。