プーチン大統領、ウクライナでのロシア勝利に自信表明
プーチン大統領は、権力掌握から26周年にあたる大晦日の演説で、ロシアの「戦闘員や指揮官」に敬意を表しました。
12月31日は、プーチン氏が権力を掌握してから26周年にあたります。プーチン氏は1999年大晦日にロシアの大統領に就任しました。 / AFP
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は大晦日の演説で、戦争が4年目に入ろうとしているウクライナ情勢について、自国の勝利を確信していると述べました。
水曜日に行われた演説で、プーチン氏はウクライナで戦うロシア兵に「英雄たちを支援せよ」と呼びかけ、「我々はあなた方と我々の勝利を信じている」と強調しました。
プーチン氏の恒例の演説は、2026年に最初に突入するロシア極東のカムチャッカ半島で初めて放送されました。
プーチン氏はウクライナで戦う「戦闘員や指揮官」に新年の挨拶を送り、「ロシア全土の何百万人もの国民が、皆さんのことを思っていると信じてほしい」と述べました。
ウクライナでの紛争は甚大な人的被害をもたらしており、双方の軍人の死者は数万、あるいは数十万に上ると考えられています。
12月31日は、プーチン氏が権力を掌握して26周年にあたります。
プーチン氏は、1999年大晦日にボリス・エリツィン前大統領が辞任した際にロシアの大統領に就任しました。
大晦日の演説は、ソ連の指導者レオニード・ブレジネフが始めた伝統を引き継ぐもので、ロシアでは祝日の定番として数百万世帯で視聴されています。
演説は、ロシアの11のタイムゾーンそれぞれで、深夜直前に国営テレビで放送されます。