トルコのエルドアン大統領は、アンカラが欧州諸国との関係を発展させる用意があることを表明し、「トルコなしでは欧州の安全保障を確保することはできない」と述べました。

「過去数週間にわたる激しい議論は、トルコなしではヨーロッパの安全は成り立たないことを示しました」とエルドアン大統領は月曜日、アンカラでの内閣会議後に述べました。

「ヨーロッパは、我が国の重要性を、安全保障だけでなく、経済、外交、貿易、さらには社会生活の多くの分野においても公然と認め始めています」と彼は続けました。

「トルコは、共通の利益と相互尊重の枠組みの中で、ヨーロッパ諸国およびEUとの関係を進展させる準備ができています」とエルドアン氏は付け加えました。

トルコ・米国関係

 エルドアン大統領は、アンカラとワシントンの関係について言及し、トランプ米国大統領の2期目において、トルコと米国の関係が新たな動きを見せる可能性が十分にあると述べました。

エルドアン大統領は、「温かい」電話会談で、トランプ大統領と共に多くの重要な問題について議論し、特に1000億ドルの貿易目標に対する障害をすべて取り除くことが話し合われたと伝えています。

 3月16日、エルドアン大統領とトランプ大統領は電話会談を行い、その中でトルコ大統領は、アンカラとワシントンが協力と結果重視のアプローチ、そして誠実な方法で新しい時代の関係を築く自信があると表明しました。