与党と野党が連立政権樹立で合意

両党の党首による電話会談の結果、合意が成立し、同国初の女性首相の選出への道が開かれました。

自民党は衆議院(定数465)のうち196議席を保有しており、首相に選出されるには233票が必要とされています。/ 写真: ロイター / Reuters

日本の与党・自由民主党(LDP)と主要野党・日本維新の会(JIP)は月曜日、連立政権を樹立することで合意し、LDPの高市早苗総裁が同国初の女性首相となる道が開かれたと国営メディアが報じました。

この合意は、高市氏とJIPの代表・吉村洋文氏による電話会談を経て成立したと、NHKが伝えています。

この動きは、公明党が自民党との26年にわたる連立を解消したことを受けたもので、日本の政治情勢における大きな転換点となっています。

安倍晋三元首相の側近で、強硬な保守派として知られる高市氏は、今月初めに自民党初の女性総裁に選出され、歴史を刻みました。

新首相の選出は火曜日に国会で行われる予定です。

自民党は衆議院(定数465)のうち196議席を保有しており、首相に選出されるには233票が必要とされています。

立憲民主党は148議席、日本維新の会は35議席、国民民主党は27議席、公明党は24議席をそれぞれ占めています。

日本維新の会の35議席を合わせても、自民・維新両党の連合勢力は衆議院(定数465)で231議席にとどまり、過半数には2議席足りません。

しかし、国民民主党の玉木雄一郎代表は土曜日、自民党の高市氏と政策が一致する分野では協力する意向を示しました。

SOURCE: AA