エルドアン大統領:「『再編されつつある世界秩序』の中で、トルコは中核的な力として台頭する」
レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、「シリアの場合と同様に、私たちの犠牲と努力、そして歴史と良心の観点から正しい側に立ってきたことが報われる、新たな時代に入りつつある」と述べています。
トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、新たに形成されつつある世界秩序の中で、トルコが中心的な極の一つになるとの考えを示しました。
エルドアン大統領は22日の木曜日、トルコ起業家・実業家連盟の第7回臨時総会で演説し、「シリアの場合と同様に、私たちの犠牲と努力、そして歴史と良心の観点から正しい側に立ってきたことが報われる、新たな時代に入りつつある」と述べました。
さらに、「世界は徐々に、私たちが語ってきた方向へと進んでいる。長年にわたり行ってきた世界政治への批判が、今日その正当性を示している」と語りました。
エルドアン大統領は、トルコの進む道と運命は明るく、新たな扉が開かれ、機会が生まれ、期待を超える可能性が現れると強調しました。
また、「私たちの叙事詩が暗唱され、成功が友人にも敵にも語られ、最終的には大きく強いトルコが姿を現す、まったく新しい旅路にいる」と付け加えました。
その上で、起業家や実業家に対し、長年にわたりトルコが危機や混乱、動揺、経済的困難に陥ると予測してきた経済学者たちの声を無視するよう呼びかけました。
そして、「経済の扇動者たちが『予測』として市場に流す暗いシナリオを、私たちは信用しない」と述べました。
グリーンランドをめぐる調停役割
この間、ある米国の外交政策専門家は、グリーンランドをめぐる緊張が高まる中で、トルコが米国と欧州の間で仲介役を果たす可能性があると述べました。
ブルッキングス研究所の外交政策プログラムに属するストローブ・タルボット安全保障・戦略・技術センターの専門家、フィリップ・ゴードン氏は21日の水曜日、トルコの立場は、大西洋横断関係が緊張した際に重要な発言力を与えると指摘しました。
ゴードン氏は、「特に大西洋横断関係が弱まっている時、残念ながら現在まさに弱まっているが、そのような状況においてトルコはこの問題について重要な発言力を持っている」と述べています。
なおゴードン氏は、以前、当時の米副大統領、カマラ・ハリス氏の任期中に、国家安全保障顧問を務めていました。
さらに同氏は、トルコがすでにウクライナとロシアの間で橋渡し役を果たしていること、またワシントンと良好な関係を維持しようとしていることを挙げました。
加えて、ドナルド・トランプ米大統領が、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領について、たびたび好意的な発言をしている点にも言及しました。