インドの自国製戦闘機がドバイ航空ショーで墜落し、パイロットが死亡

インド空軍の報道官は、インド製のテジャス戦闘機が金曜日、ドバイ航空ショーで墜落したと発表しました。

ドバイ広報局によると、事故でパイロット1名が死亡しました。救助隊は直ちに現場に駆けつけ、安全確保と周囲の封鎖を行いました。

当局は、事故原因についてまだ情報を明らかにしていません。航空業界が深い悲しみに包まれる中、事故に関する調査が開始される見通しです。

ある目撃者は、戦闘機が現地時間14時15分（GMT10時15分）ごろ低空を飛行し、その後炎に包まれて地面に落下したと証言しました。

現場から撮影された映像には、墜落地点から黒い煙が立ち上る様子が映っていました。

この機体は、GE（ゼネラル・エレクトリック）製エンジンを搭載する戦闘機としては、知られている限り2度目の墜落だとされています。最初の事故は2024年、インド国内での訓練中に発生していました。

インドの放送局NDTVも「ドバイ・エアショーの実演中にテジャス戦闘機が墜落した」と報じました。

プレス・トラスト・オブ・インディアは墜落の動画を公開しました。

同社はX上で、「ドバイ・エアショーに参加していたテジャス戦闘機が航空ショーの最中機首を下げた急降下の後に墜落した。ヒンドゥスタン・エアロノーティクス（HAL）製造の機体は多くの観衆の前で機動を行っている最中に落下した」と伝えました。