ロシア軍施設へのミサイル着弾、近隣の村の住民が避難
ロシア当局は、ボルゴグラード州で防空システムが攻撃を迎撃したものの、落下したミサイルの破片がコトルバン付近にある国防省の施設で火災を引き起こしたと発表しました。
ロシアは、ボルゴグラード州でミサイル攻撃を迎撃したものの、その残骸が軍事施設で火災を引き起こし、近隣の村の住民が避難したと発表しました。
同州のアンドレイ・ボチャロフ知事は木曜日、テレグラムへの投稿で、「ロシア国防省の防空部隊が、ボルゴグラード州に対するミサイル攻撃を迎撃した」と述べています。
ボチャロフ知事はさらに、「落下した残骸が、コトルバン村付近にある国防省所有の施設の敷地内で火災を引き起こした」と説明しましたが、現場の詳細については明らかにしませんでした。
知事によると、死傷者は出ていないものの、消火活動中に爆発の危険があったため、民間人の安全を確保する目的で、近隣のコトルバン村に避難命令が出されたということです。
またボチャロフ知事は、ロシア・タンボフ州の北部でも、ウクライナの無人機攻撃によって発生した火災の影響で、大学生の避難が必要になったと述べました。
タンボフ州のエフゲニー・ペルビショフ知事は、「火災は鎮火し、負傷者はいない」と発表しました。
およそ4年にわたって続く戦争を終結させるための交渉が進められる中、ロシアとウクライナは互いに、このプロセスを妨害する目的で攻撃を行っていると非難し合っています。
両国はアメリカの圧力のもとで協議を開始しましたが、ロシアがウクライナに対し、広範な領土的・政治的譲歩を求めているため、溝は埋まっていません。これに対し、ウクライナ側は、その要求は事実上の降伏に等しいと主張しています。
ロシアは2022年2月にウクライナへの軍事侵攻を開始し、2014年に併合したクリミア半島を含め、現在はウクライナ領土のおよそ5分の1を支配しています。