エルドアン大統領「トルコはガザの現実を語り続ける」

レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、アンカラ(トルコ政府)がパレスチナの人々の側に揺るぎなく立ち、正義が実現されるまでその決意を決して放棄しないと述べました。

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エルドアン大統領はアンカラで大統領文化芸術賞授賞式に出席しました。 / AA

トルコ共和国のレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、ガザで起きている出来事が忘れ去られないよう、そして正義が実現されるよう、あらゆる場で闘いを断固として続けていくと強調しました。

エルドアン大統領は木曜日、首都アンカラで開かれた文化・芸術表彰式での演説で、「トルコは、ガザで起きていることが忘れられないよう、また正義が実現されるよう、あらゆる局面で断固として闘い続けていく」と述べました。

また大統領は、「正義を叫ぶことを信条とする国家、そして政権として、私たちはパレスチナの人々の側に、屈することなく、揺らぐことなく、毅然と立ち続けている」と語りました。

勇気あるメディア

エルドアン大統領はさらに、ガザで起きている出来事を伝えるにあたり「勇気ある」姿勢を示してきたとして、トルコの報道機関を称賛しました。

エルドアン大統領は、「ガザでのジェノサイドにおいて、TRTやアナドル通信をはじめとするトルコの報道機関は、本当に勇気ある姿勢を示した」と述べました。

また、アナドル通信のパレスチナ人写真記者アリ・ジェダッラー氏についても言及し、「彼のレンズを通して映し出されたのは、ガザでの虐殺が到達した恐るべき現実だけでなく、パレスチナの人々の正当で、誇り高く、尊厳ある抵抗の姿でもあった。それらは人類全体の関心事として、余すところなく提示された」と評価しました。

さらにエルドアン大統領は、「ガザで2年にわたって続く残虐なジェノサイドを、写真という形で世界中に暴き出し、そのレンズで『文明的』と称される世界の顔に真実を突きつけてきたアリ氏は、同時にアナドル通信の写真記者として、最前線で任務に就いている」と述べました。