カザフスタン新憲法を承認、選挙委員会が87.15%の賛成票と発表

選挙委員会によると、今回の国民投票における投票率は73.12%でした。

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新憲法では議会の構造が整理されるとともに、1996年に廃止された副大統領職が復活します。 / Reuters

カザフスタン中央選挙委員会は月曜日、新憲法の採択に向けた国民投票で87.15%が賛成票を投じたと発表しました。

同委員会によると、投票率は73.12%でした。

新憲法では議会の構造が整理されるとともに、1996年に廃止された副大統領職が復活します。また、大統領に副大統領をはじめとする多くの主要閣僚の任命権が付与されます。

憲法草案が異例の速さでまとめられたことを受け、カザフスタンの一部アナリストの間では、トカエフ大統領が副大統領に後継者を据えて早期に退く意向なのか、それとも新憲法によって任期制限をリセットし、政権維持を図ろうとしているのかという憶測が広がっています。

首都アスタナで投票を済ませたトカエフ大統領は、憲法改正が権力移譲の布石となるのかを問われると、次の大統領選挙は自身の任期満了となる2029年に行われると明言しました。