モスクワ、地中海のLNG船への無人機攻撃でウクライナを非難
ロシアは、この攻撃を「テロ行為」と位置付け、ウクライナの海上無人機がリビア沿岸から実行したものだと主張しました。
ロシア運輸省は、ロシア国籍の乗組員30人全員の無事を発表した。(画像:X/@sternenko) / Others
ロシア運輸省は4日の水曜日、ウクライナの海上無人機が前日、地中海で火災が発生した液化天然ガス(LNG)タンカー「アークティック・メタガス」を攻撃したと主張しました。
この出来事が確認されれば、ウクライナがロシアのLNGタンカーを攻撃した初めての事例となります。
一方、ウクライナ保安庁は、この件に関するコメント要請に応じていません。
ウクライナはこれまでにも、ロシアの石油精製施設やその他のエネルギーインフラを繰り返し攻撃してきました。
ロシア運輸省によりますと、船に乗っていた30人の乗組員は全員ロシア国籍で、無事だということです。
「海賊行為」
同省は声明で、「今回の出来事は国際テロおよび海賊行為に当たるものであり、国際海洋法の基本的規範に対する重大な違反だ」と非難しました。
また同省は、ムルマンスクから貨物を運んでいたこの船が、マルタの管轄とされる海域に近い公海上で攻撃を受けたとし、マルタの救助当局に謝意を示しました。
同省によりますと、ウクライナの海上無人機はリビア沿岸から攻撃を開始したとされています。
一方、この船を運航するロシアの企業LLC SMPテックマネジメント社と、ロシア最大級のLNG生産企業の一つであるノヴァテク社は、これまでのところこの件についてコメントしていません。