イースター停戦、ロシアとウクライナが相次いで違反を報告 合意揺らぐ
ロシアのプーチン大統領が正教会の祝日に合わせて命じた32時間の停戦にもかかわらず、双方とも攻撃が続いたと報告します。
緊急対応部隊が2026年4月10日のロシアの攻撃後に救助活動を行っています。 / Reuters
ロシアとウクライナは日曜日、クレムリンが宣言したイースター停戦の違反について互いに相手側を非難しました。停戦が発効してから24時間も経っていませんでした。
プーチン大統領は木曜日、正教会のイースター連休に合わせた32時間の停戦を宣言し、ロシア軍に土曜日午後4時から日曜日終わりまで戦闘を停止するよう命じました。
ゼレンスキー大統領は停戦を遵守すると約束しつつも、いかなる違反に対しても迅速な軍事的対応を取ると警告しました。
ウクライナ軍参謀本部は日曜日の声明で、現地時間午前7時までに突撃、砲撃、小型ドローンの発射を含む2299件の停戦違反を記録したと発表しました。
長距離ドローン、ミサイル、誘導爆弾の使用は報告されていないとしています。
ウクライナ軍の将校は土曜日、APに対してロシア軍が自陣への攻撃を継続したと語りました。
ロシア、ウクライナに責任転嫁
ロシア国防省も日曜日、ウクライナ軍による1971件の停戦違反を記録したと発表し、ロシアのクルスク州とベルゴロド州への民間人を負傷させたドローン攻撃も含まれると述べました。
これまでの停戦合意はほとんど効果がなく、双方が相手側の違反を非難し合う構図が続いています。
プーチン大統領は昨年のイースターにも一方的に30時間の停戦を宣言しましたが、今回と同様に双方が相手の違反を主張しました。