イランからトルコに向かっていた弾道ミサイルが迎撃
アンカラは緊張のさらなるエスカレーションを避けるよう呼びかけるとともに、領空防衛体制が全面的に稼働していると発表しました。一方、同盟国の防空システムはガジアンテプに向かっていた弾道ミサイルを迎撃しました。
トルコ当局は、NATOの防空システムがイランから発射され、トルコに向かっていた弾道ミサイルを迎撃したと発表しました。これは、先週イランのミサイルがトルコの領空に関連して確認された事案としては2件目となります。
トルコ国防省が月曜日に発表したところによりますと、ミサイルは東地中海上空で探知され、同盟国の航空・ミサイル防衛システムによって撃墜されました。
ミサイルの破片は、トルコ南東部ガジアンテプ県シャヒンベイ地区に落下しました。当局によりますと、この事故による死傷者は報告されていません。
アンカラ、緊張のさらなる激化に警鐘
トルコ大統領府の通信局のブルハネッティン・ドゥラン局長は、ミサイルがトルコ領土に接近した際、NATOの防空システムによって「適時に無力化された」と述べました。
ドゥラン局長は、政府機関が事件発生直後から状況を綿密に監視しており、必要な防衛・安全対策を速やかに発動したと説明しました。
さらにドゥラン局長は、「この枠組みのもと、特に国防省をはじめとするすべての関係機関が完全な連携のもとで行動しています。トルコの領空と国境の安全を守るという国家の意思と能力は、最高レベルにあります」と述べました。
またドゥラン局長は、地域の緊張がこれ以上エスカレートしないよう、特にイランを含むすべての当事者に対し、地域の安全を危険にさらし、民間人を脅かす可能性のある行動を控えるよう呼びかけました。
ドゥラン局長は、「地域の緊張がさらに高まり、衝突がより広い地域へ拡大することを防ぐことが極めて重要だ」と強調しました。
さらに、市民やメディアに対して、公式発表のみを信頼し、社会に不安や誤情報を広げる可能性のある未確認情報の拡散を控えるよう呼びかけました。
今回の迎撃は、先週イランの別の弾道ミサイルがトルコの領空に入った事案に続くものです。中東で拡大する衝突がNATO加盟国の領域に波及する可能性への懸念も高まっています。