トランプ氏、北極での「利己的」戦略の口実に中国利用と北京が批判

北京の反応は、米国大統領が、戦略的な北極領土であるグリーンランドを掌握することが、ロシアや中国による支配を防ぐために必要だと発言したことを受けたものです。

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中国外務省の毛寧報道官は、北京で行われた定例記者会見で発言しました。 / AP

中国は、北極地域における「利己的な」野心の口実として中国やロシアを利用しているとして、米国のドナルド・トランプ大統領の姿勢に反発しました。これは、グリーンランドを念頭に置いた発言とみられます。

中国外務省の毛寧報道官は月曜日、「北極地域は国際社会全体の共通利益に関わるものであり、中国の同地域での活動は、平和と安定、持続可能な発展、そして国際法に資するものだ」と述べました。

毛報道官は、「米国が利己的な利益を追求する口実として中国やロシアを持ち出すことには反対する」と述べました。

また、「すべての国が同地域で活動を行う権利と自由は、十分に尊重されるべきだ」と強調しました。

北京の発言は、トランプ氏が日曜日、デンマークの戦略的な北極領土であるグリーンランドを掌握することは、ロシアや中国が支配権を握るのを防ぐために米国にとって必要だと主張したことを受けたものです。

トランプ氏は、フロリダ州からワシントンに向かうエアフォースワン内で記者団に対し、「我々がグリーンランドを確保しなければ、ロシアや中国が支配することになる。それは容認できない。最終的には、グリーンランドを手にすることになる」と述べました。

また、アナドル通信から、他国の主権領土を掌握しようとする姿勢について問われたのに対し、毛寧報道官は、「国家間関係は国連憲章の原則に従って取り扱われるべきだ」と述べました。