トルコとスペインの防衛産業関係者は、パリで開催された防衛見本市ユーロサトリで、戦略的協力に関する複数の協定に署名しました。
トルコの防衛・航空宇宙クラスター「OSSA(OSTİM防衛・航空宇宙クラスター)」によりますと、署名式はトルコ国防産業庁のブースで行われ、同庁のギョクハン・ウチャル副長官が立ち会いました。
今回の協定は、今後アンカラとスペイン・バレンシアで開催される防衛・航空宇宙関連イベントの基盤となることが期待されています。
最初の協定は、展示会運営会社「ネクスト・ジェネレーション・フェアーズ」のエルダル・ウスタゼネラルマネージャーと、バレンシア見本市のマリアーノ・クレメンテゼネラルマネージャーによって締結され、両国の展示会運営や業界イベントに関する経験を共有することを目的としています。
また、トルコとスペインの防衛産業エコシステム間の地域的・分野横断的な協力を強化するため、2件目となる覚書も締結されました。
この覚書には、OSSAのイブラヒム・ヤルサン会長と、バレンシア州政府の産業担当副大臣兼政府事務局長フェリペ・カラスコ氏が署名しました。
覚書では、両国の中小企業や主契約企業の連携を加速させるとともに、サプライチェーン、技術移転、共同生産能力の分野で協力を進めることが掲げられています。
ヤルサン会長は、「中小企業が持つ高い生産能力を、スペインの主契約企業や世界的なサプライチェーンと、よりダイナミックに結び付けたい」と述べ、今回の協定が国際市場への進出戦略において重要な意味を持つと強調しました。
さらに、「国防産業庁の支援のもと実現した今回の署名は、両国の間に商業的なつながりを築くだけでなく、技術協力や共同生産に向けた長期的な架け橋となる」と語りました。
協力の最初の具体的な成果は、10月14日から16日にアンカラで開催される「IDAトルコ防衛・航空宇宙産業協力デー」で示される見通しです。また、この協力関係は、2027年9月22日から24日にバレンシアで開催予定の「IDAスペイン防衛・航空宇宙協力デー」へと引き継がれる予定です。
今回締結された協定は、両国の防衛・航空宇宙産業の市場拡大を後押しするとともに、共同生産や技術協力の能力強化につながるものと期待されています。

















