トルコ国防省の報道官は4日の水曜日、イランから発射された弾道ミサイルが東地中海に展開していたNATOの防空部隊によって迎撃・撃墜されたことを受け、トルコが国民と領空を守る決意を改めて強調しました。
国防省はその後、トルコ南部ハタイ県の南側で見つかった破片について、ミサイル迎撃の際に使用された防空弾の残骸であることを確認しました。この出来事による死傷者は報告されていません。
国防省報道・広報顧問のゼキ・アクトゥルク海軍少将は5日の木曜日の記者会見で、「情勢を注意深く監視するとともに、NATOおよび同盟国と緊密に連携しながら、あらゆる方面からの敵対行為に対して対応する権利を改めて強調する」と述べました。
またアクトゥルク海軍少将は、トルコが引き続き地域の平和と安定を最優先に考えていると強調しました。アンカラは、イスラエルと米国によるイランへの攻撃、そしてそれに対するイランの第三国を巻き込む反撃の動きを注意深く見守っていると述べ、「衝突が直ちに終結することを望んでいる」と語りました。
さらにアクトゥルク海軍少将は、地域紛争の平和的解決に向けた取り組みにトルコが貢献する用意があると改めて表明し、「問題は対話によってのみ解決できる」と述べました。
「トルコ・イラン国境に異常な動きはない」
今回のミサイル迎撃は、イスラエルと米国が2月28日の土曜日に開始したイランへの大規模攻撃が続く中で起きました。これまでに最高指導者アリー・ハメネイ師や軍高官を含む少なくとも926人が死亡したとされています。
イランはこれに対し、イスラエルに加え、米軍の駐留を受け入れている湾岸諸国の施設を標的とした無人機やミサイルによる攻撃で応戦しました。
一方、アクトゥルク海軍少将は、こうした緊張が高まる中でもトルコとイランの国境沿いでは異常な動きは確認されていないと説明しました。国防省は、先端技術を活用した多層的な防衛システムを含む強化された安全対策を、すべての国境で引き続き実施しているとしています。
またアクトゥルク海軍少将は、民間人の生活や地域の安定を脅かす衝突の即時終結を望む意向を表明しました。













