ロシア人宇宙飛行士のセルゲイ・リジコフとアレクセイ・ズブリツキー、そしてNASAの宇宙飛行士ジョニー・キムの3人は、火曜日にロシアの宇宙船で国際宇宙ステーション（ISS）への打ち上げに成功しました。

ソユーズMS-27を搭載したソユーズロケットは、予定通りカザフスタンにあるロシアが租借するバイコヌール宇宙基地から打ち上げられ、3人を乗せた宇宙船を軌道に送りました。宇宙船は、打ち上げから約3時間後に国際宇宙ステーションとドッキングする予定です。

 リジコフ、ズブリツキー、キムの3人は、宇宙ステーションで約8か月間滞在することになっています。

NASAによると、キムは将来の宇宙ミッションに向けた準備の一環として、乗組員と共に科学的な調査や技術実証を行い、地球上の人々に恩恵をもたらすことを目的とした活動に取り組む予定です。ロサンゼルス出身のキムは、米国海軍の中佐であり、パイロットおよび航空軍医の資格を持つ軍人です。

リジコフ、ズブリツキー、キムの3人は、NASAの宇宙飛行士ドン・ペティット、アン・マクレイン、ニコル・エアーズ、宇宙航空研究開発機構（JAXA）の宇宙飛行士大西卓哉、そしてロシアの宇宙飛行士アレクセイ・オフチニン、イワン・ワグネル、キリル・ペスコフと共に、宇宙ステーションで任務にあたることになります。