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イランの戦闘機がハマダーン州で墜落し、パイロットが死亡
国営メディアによると、イラン空軍に所属する航空機が、深夜の訓練飛行中に墜落しました。事故を受け、当局は原因を究明するための調査を開始したということです。
イランの戦闘機がハマダーン州で墜落し、パイロットが死亡
イランの戦闘機がハマダーン州で墜落し、パイロットが死亡 / Reuters
15時間前

イラン国営テレビIRIBは、イランの戦闘機が墜落し、搭乗していた2人のパイロットのうち1人が死亡したと伝えました。

IRIBによると、空軍所属のこの航空機は、同国西部ハマダーンで深夜に行われていた訓練飛行中に墜落し、事故原因については現在調査中だということです。

この事故は、アメリカがイラン周辺で大規模な軍事的集結を進めているさなかに発生しました。アメリカのトランプ大統領は、イランによる核爆弾開発を阻止するためとして、中東地域に軍艦や戦闘機、そのほかの軍事装備を展開しています。

トランプ大統領は先月、イランによる抗議デモへの致命的な対応や核開発計画を理由に、軍事行動の可能性を示唆していました。また19日の木曜日には、イランに与えられた期限は最大15日だと述べ、合意に至らなければアメリカが攻撃に踏み切ると警告しました。

これに対しイランは、アメリカが軍事的脅威や攻撃を実行した場合、アメリカの基地や施設、資産は「正当な標的」になると警告しています。

こうした中、イランの国連大使アミール・サイード・イラヴァニ氏は、国連のグテーレス事務総長および安全保障理事会議長宛てに書簡を送り、アメリカの動きを強く批判しました。

書簡では、トランプ大統領が18日の水曜日にSNS上で、「イランが合意を拒否した場合、インド洋の島を含む英国の軍事基地を使用せざるを得ない可能性がある」と述べた投稿にも言及されています。

イラヴァニ大使は、「アメリカ大統領によるこのような攻撃的な発言は、軍事侵略の現実的な危険性を示すものであり、その結果は地域にとって破滅的となり、国際の平和と安全に深刻な脅威をもたらす」と書いています。

さらに書簡では、アメリカが拒否権を持つ国連安全保障理事会に対し、「アメリカによる違法な武力行使の脅しを直ちに止めさせる」よう求めました。

なお、これまでに行われてきた両国間の交渉は、6月にイスラエルがイランに対して突然の攻撃を行ったことで決裂し、その後、アメリカも一時的にイランの核施設への爆撃に加わるなど、12日間にわたる戦闘へと発展しました。