アンドリュース統合基地で行われた式典で、アメリカのドナルド・トランプ大統領は、カタールから寄贈され、大規模な改修を経て大統領専用機として就役したボーイング747型機を公開しました。
トランプ大統領は、新しいエアフォースワンで今後多くの海外訪問を行うとしたうえで、「トルコにも行く予定だ。今年中に再び中国を訪問する。習近平国家主席は9月にアメリカを訪れる予定で、その後、中国で開かれる大規模な会議のため再び中国を訪れる」と述べました。
また、新型機について「世界で最も豪華な航空機」と表現し、「比類のない」通信システムと最新鋭の防衛装備を備えていると強調しました。
さらに、この機体はわずか10か月という短期間で「空飛ぶホワイトハウス」へと改修されたと説明し、プロジェクトに携わったおよそ250人の関係者に感謝の意を示しました。
トランプ大統領は、新しいエアフォースワンが、首都ワシントンで開催されるアメリカ建国250周年記念式典において、多数の戦闘機を従えた大規模な航空ショーの先導役を務めることも明らかにしました。
旧エアフォースワンは博物館へ
トランプ大統領は、フランスで開催されたG7サミットからの帰国便が、およそ35年間使用されてきた現行の大統領専用機「VC-25A」による最後の定期運航になると明らかにしました。
また、退役後の歴代大統領専用機については修復されたうえで博物館に展示される予定であり、「これらの航空機はアメリカ大統領史の重要な一部だ」と述べました。
総飛行距離は600万マイル超
現在のエアフォースワンの基盤は、ロナルド・レーガン政権時代に整備が始まりました。
「VC-25A」型のボーイング747-200Bは、ジョージ・H・W・ブッシュ政権時代に初めて運用が開始され、これまで歴代のアメリカ大統領に使用されてきました。
トランプ大統領によりますと、同型の2機で構成される現在のエアフォースワンは、就役以来96か国への223回の海外訪問に使用され、総飛行距離は600万マイルを超えています。
およそ35年間にわたり大統領を乗せてきたこれらの機体は、老朽化に伴い退役し、その後継として、大規模改修を経た新型ボーイング747が新たなエアフォースワンとして就役しました。
新型機は、アメリカ国防総省と防衛関連企業L3ハリスが前倒しのスケジュールで改修を進め、トランプ政権の要請に基づき、大統領専用機としての任務に対応できるよう整備されました。
















