世界中
3分読む
スペインに続きイタリアも米国に「ノー」 自国基地の航空機使用を認めず
イタリアは中東に向かう米国機の寄港を拒否し、正式な要請はなかったとしていますが、これに先立ちスペインはイラン戦争に関連する航空機の領空通過を認めていません。
スペインに続きイタリアも米国に「ノー」 自国基地の航空機使用を認めず
イタリアは、飛行計画が飛行中に提出されたとして、米国によるシゴネラ空軍基地の使用を拒否しました。 / Other
7時間前

イタリアの通信社ANSAは30日、地元メディアや関係者の話として、イタリア政府が米国に対し、シチリア島のシゴネラ空軍基地の使用許可を拒否したと報じました。

中東に向かう米国の航空機がシゴネラに寄港するという飛行計画が示されたことに対する措置とみられます。

ANSAによると、クロセット国防相が許可を認めず、正式な要請はなく、イタリア軍の司令部にも事前の協議はなかったということです。

飛行計画は航空機が飛行中に伝えられたもので、イタリアと米国の条約で対象となる通常便や後方支援便ではないと確認されたということです。

これに先立ち、スペイン政府はイランをめぐる戦争に関連する航空機に対し、米国による自国領空の使用を拒否しています。

スペインの軍事関係者が地元紙エル・パイスに対し、この制限は英国やフランスなど第三国に配備された米国機にも適用されると述べています。

エル・パイス紙はさらに、米国はB-52やB-1などの戦略爆撃機をスペイン南部の基地に配備する可能性も検討していたものの、マドリードが国際的な法的根拠のない作戦は支持しないとの立場を示したため、この提案は見送られたと伝えています。

中東地域では、2月28日にイスラエルと米国がイランに対する共同攻撃を開始して以降、緊張が高まっています。この攻撃により、当時のハメネイ最高指導者を含む1340人以上が死亡しました。

イランは報復として、イスラエルやヨルダン、イラク、そして米軍関連施設がある湾岸諸国を標的としたドローンやミサイル攻撃を実施。死傷者やインフラの損害が出る一方、世界的な市場や航空路線にも影響が及んでいます。

情報源:TRT World and Agencies