トルコ代表は、2026 FIFAワールドカップ・グループD最終戦で、ロサンゼルス・スタジアムにてアメリカ代表を3対2で破り、白星で大会を締めくくりました。
試合はアメリカが立ち上がりから主導権を握り、前半3分、オーストン・トラスティ選手がGKウールジャン・チャクル選手の脇を抜くシュートを決め、アメリカが1対0と先制しました。
その後、トルコはすぐに同点に追いつきます。バルシュ・アルペル・ユルマズ選手がアメリカ守備陣を突破してレアル・マドリード所属のアルダ・ギュレル選手へパスを送り、前半10分、アルダ選手が強烈なシュートを決めてネットを揺らしました。このゴールは、アルダ選手自身にとっても、トルコ代表にとっても今大会初ゴールとなりました。
また、このゴールはトルコにとって今大会63本目のシュートで生まれた得点であり、FIFAワールドカップでの得点は、2002年大会でイルハン・マンスズ選手が決めて以来、24年ぶりとなりました。
前半はその後も互いに攻め合う展開が続きましたが、前半31分、見事なパスワークからペナルティーエリア内でボールを受けたオルクン・キョクチュ選手がゴールを決め、トルコが再びリードを奪いました。
至近距離からの一撃
後半に入ると、立て直したアメリカが反撃を見せます。後半4分、トルコがペナルティーエリア内へのクロスを完全にクリアしきれなかったところを、セバスティアン・ベルハルター選手が拾い、ニアサイドへ強烈なシュートを突き刺して同点に追いつきました。このゴールは、ベルハルター選手にとって代表初ゴールとなりました。
しかし試合終了間際の後半アディショナルタイム8分、カーン・アイハン選手がゴール前の至近距離から押し込み、トルコが3対2で勝利。今大会初、そして唯一の白星を挙げました。
試合後、トルコ代表のヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は、「選手たちを誇りに思う。胸を張って祖国へ帰ることができる」と喜びを語りました。
また、すでにグループリーグ敗退が決まっていたことによる精神的な重圧や、アメリカの大観衆を前にしたアウェーのような環境にもかかわらず、選手たちは実力と能力、そして強い精神力を示してくれたと称えました。
グループDのもう1試合では、オーストラリアとパラグアイが0対0で引き分けました。
この結果、アメリカはグループDを首位で通過し、ベスト32進出を決めました。一方、トルコは勝利を収めたものの最下位となり、大会を終えました。
アメリカはベスト32でボスニア・ヘルツェゴビナと対戦します。


















