米イスラエル攻撃でイラン全土の民間建物4,000棟以上が被害
イランは、米国とイスラエルによる攻撃で数百人が死亡したと発表しました。 また、ミサイルや無人機による攻撃により、住宅や病院などで広範な被害が発生したと報じられています。
米イスラエル攻撃でイラン全土の民間建物4,000棟以上が被害
テヘランにて、米イスラエルとイランの紛争が続く中、警察署への攻撃の惨状。 / Reuters

イランのメフル通信によりますと、イラン赤新月社のピール・ホセイン・コリヴァンド総裁は6日の金曜日、現在続いている米国とイスラエルによる攻撃で、イラン国内の4,000棟以上の民間建物が被害を受けたと明らかにしました。

同氏は「これまでに3,646棟の住宅や民間施設が標的となり、528の商業施設が完全に破壊された」と述べました。

また、爆撃により3つの病院が機能停止に陥り、14の医療施設が被害を受けたことも明らかにしました。

2月28日に始まった攻撃では数百人が死亡しており、その中にはイランの最高指導者アリー・ハメネイ師、複数の治安当局者、そして数十人の児童が含まれていると報じられています。

これに対しテヘランは、イスラエルやアラブ諸国にある「米国の利益」とみなす施設を標的としたミサイルや無人機による攻撃を開始しました。これらの攻撃では死傷者が出たほか、港湾施設や住宅などの民間インフラにも被害が出ています。

数千発のミサイル

ペイン研究所のアナリストによりますと、米国とイスラエルによるイランへの攻撃開始から最初の36時間で、3,000発以上の精密誘導兵器や迎撃ミサイルが使用されました。

これに対しイランは報復として、1,000以上の兵器を地域に投入したとされています。研究所の推計では、その内訳は約380発の弾道ミサイル、約700機の「シャヘド」無人機、そして約50発の防空ミサイルです。

こうした激しい攻撃の応酬により、米国、イスラエル、そして湾岸諸国による大規模な迎撃作戦が展開されました。一方、イランの反撃ではこれらの国々すべてが標的となったとされています。

作戦の初期段階では、米軍はイランのレーダー網を標的に、210発のJDAM精密誘導爆弾、120発のトマホーク巡航ミサイル、120機の低コスト無人機、そして90発のAGM-88対レーダーミサイルなど、さまざまな兵器を使用しました。

また推計によりますと、イスラエル軍も約280発のSPICE誘導爆弾、140のスマート爆弾キット、70発のランページ超音速ミサイル、そして50発のデリラ巡航・徘徊ミサイルを使用し、大規模な攻撃を行いました。

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