トルコ
3分読む
エルドアン大統領「地政学的な展開は、トルコとEU関係の重要性を改めて示している」
トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、イスタンブールでベルギーのマチルド王妃を迎えた際、関税同盟の更新が、トルコのEU加盟プロセスにおいて早急に前進させるべき重要課題の一つだとの認識を示しました。
エルドアン大統領「地政学的な展開は、トルコとEU関係の重要性を改めて示している」
2026年5月11日、イスタンブールのヴァフデッティン宮殿で、トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領とエミネ・エルドアン大統領夫人は、ベルギーのマチルド王妃と会談した。 / AA

トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、最近の地域情勢の変化が、トルコと欧州連合(EU)の関係が持つ地政学的重要性を改めて浮き彫りにしていると述べ、関税同盟を現状に即した形で更新することが、トルコのEU正式加盟に向けて「早急に前進を図るべき最重要課題の一つ」だと強調しました。

エルドアン大統領はこれらの発言を、11日の月曜日にイスタンブールでベルギーのマチルド王妃と会談した際に行いました。トルコ大統領府通信局によると、会談ではトルコ・ベルギー間の二国間関係に加え、地域および国際問題についても協議が行われました。

大統領府通信局はXへの投稿で、「エルドアン大統領は、トルコがEUの防衛イニシアチブに参加することは、双方の共通利益にかなうものだと述べた」と明らかにしました。

またエルドアン大統領は、トルコとベルギーには、貿易、防衛産業、エネルギー、農業を含む幅広い分野で大きな協力の可能性があると指摘し、二国間関係をさらに強化する取り組みを継続していく考えを示しました。

さらに、国際社会におけるトルコの外交的役割が拡大していることに触れ、今年7月7〜8日にアンカラでNATO首脳会議を、11月9〜20日にはCOP31気候会議を開催する予定だと述べました。

エルドアン大統領は、グリーンエネルギーへの移行がベルギーとの重要な協力分野であるとしたうえで、トルコは再生可能エネルギーの設備容量において欧州有数の国の一つであると強調しました。

また会談の中で、マチルド王妃がトルコの経済界と築いている交流が、具体的な成果につながることへの期待も示しました。