トルコ共和国のハカン・フィダン外相は、ホルムズ海峡における安全で自由かつ途切れることのない航行の維持が、地域の安定、世界のエネルギー安全保障、そして国際貿易にとって極めて重要だと強調しました。
フィダン外相は、16日の火曜日にモスクワでロシアのセルゲイ・ラブロフ外相と会談した後、記者団に対し、米国とイランの間で成立した合意を歓迎すると述べ、地域の緊張緩和につながる重要な外交上の転換点であるとの認識を示しました。
また、「レジェプ・タイイプ・エルドアン大統領が強調しているように、私たちの最大の願いは、地域と世界に安堵をもたらしたこの一歩が、一時的な平穏にとどまることなく、構造的かつ恒久的な安全保障体制へと発展することだ」と述べました。
さらに、トルコとしては、この合意が最終的な署名段階へ進み、完全に履行され、恒久的な外交枠組みとして定着することを期待していると語りました。
フィダン外相は、「最終署名に向けたこの重要な局面において、平和の機運を損なうような言動や、イスラエルによる和平プロセス妨害の可能性がある行動は避けるべきだ」と述べました。
「ホルムズ海峡は世界のエネルギー安全保障にとって極めて重要」
フィダン外相は、米国とイラン両国の指導者が示した政治的意思が、今回の合意成立に重要な役割を果たしたと評価しました。そのうえで、「パキスタンによる仲介努力を高く評価しており、カタールとサウジアラビアが外交的取り組みに示した支援を歓迎する」と語りました。
ホルムズ海峡の重要性については、「ホルムズ海峡が、戦争前と同様に、すべての船舶に対して安全で自由かつ途切れることのない航行を保障する形で開放され続けることは、地域の安定だけでなく、世界のエネルギー安全保障と国際貿易にとっても極めて重要だ」と強調しました。
最後にフィダン外相は、トルコは今回の合意が、より包括的な地域和平プロセスへの道を開くことを期待していると述べ、アンカラは今後もこうした取り組みを支援し続ける考えを示しました。




















