世界中
3分読む
プーチン大統領が中国を訪問へ、モスクワと北京の戦略的連携が深まる
首脳会談の開催予定や条約の更新、エネルギー分野での連携強化は、世界的な不安定情勢と中東の混乱が続く中、ロシアと中国の関係がさらに緊密化していることを示しています。
プーチン大統領が中国を訪問へ、モスクワと北京の戦略的連携が深まる
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領と中国の習近平国家主席が、2026年2月4日、モスクワからビデオ回線を通じて会談しました。 / AP
10時間前

ロシアのラブロフ外相は水曜日、プーチン大統領が今年前半に中国を訪問すると明らかにしました。モスクワと北京が戦略的パートナーシップの強化を図る中での訪問となります。

2日間の北京訪問を終えたラブロフ外相は、訪中に向けた準備が進んでいると述べ、2001年に締結された中ロ友好条約の更新も見込まれると説明しました。

ロシアメディアは訪問が5月にも実現する可能性があると伝えていますが、詳細はなお協議中です。

戦略的関係と首脳会談の議題

ラブロフ外相は、双方が首脳会談の議題作りに取り組んでいると述べ、教育分野での協力拡大のほか、政治・経済両面にわたる幅広い連携強化が焦点になると説明しました。

今回の訪問は、中ロ戦略的パートナーシップ締結30周年、友好条約署名25周年という節目の年に行われるもので、両国の緊密化する関係を支える重要な柱となっています。

エネルギーと地政学の交差点

中東紛争の経済的余波を受けて世界各国の首脳が相次いで北京を訪れる中、ラブロフ外相は習近平国家主席および王毅外相とそれぞれ会談しました。

ホルムズ海峡での混乱が世界的なエネルギー供給不安を招く中、ラブロフ外相はロシアが中国のエネルギー不足を「補う」用意があると表明し、北京のエネルギー安全保障におけるモスクワの重要性を強調しました。

両国間の貿易額は近年急増しており、昨年は約2200億ドルに達し、両国関係の経済的側面の拡大を裏付けています。

情報源:TRT World and Agencies