世界中
4分読む
アメリカ、ホルムズ海峡で中立船舶を保護するため「プロジェクト・フリーダム」を開始
アメリカのドナルド・トランプ大統領は、月曜日の朝から米艦船がホルムズ海峡を通過する中立の外国船舶に対し、護衛を開始すると発表しました。
アメリカ、ホルムズ海峡で中立船舶を保護するため「プロジェクト・フリーダム」を開始
アメリカ、ホルムズ海峡で中立船舶を保護するため「プロジェクト・フリーダム」を開始 / Reuters

アメリカのドナルド・トランプ大統領は、月曜日(4日)から米艦船がホルムズ海峡を通過する中立の外国船舶に対し、安全な航行を確保するための護衛を開始すると発表し、この取り組みを「人道的なジェスチャー」と位置づけました。

トランプ大統領は、この取り組みを「プロジェクト・フリーダム(Project Freedom)」と名付け、多くの船舶が足止めされ、基本的な物資の不足に直面していると説明しました。また、イスラエルのメディア「カン・ニュース」に対し、イランが提示した戦争終結案を検討したものの、「受け入れられない」との認識を示しました。

トランプ大統領がこの提案を拒否した一方で、アメリカは昨日の日曜日、テヘランによる14項目の最新提案に対する回答として、修正された新たな合意案を提示しました。

一方、アメリカ中央軍(CENTCOM)は、5月4日から部隊が「プロジェクト・フリーダム」を支援し、航行の自由を回復する取り組みに貢献すると確認しました。

この任務には、誘導ミサイル駆逐艦、100機以上の航空機、そして1万5千人の兵士が投入されています。

CENTCOMの司令官ブラッド・クーパー海軍大将は、「この防衛的任務への支援は地域の安全保障にとって不可欠だ」と述べ、アメリカが海上封鎖を継続していることを明らかにしました。

ホルムズ海峡で緊張高まる

こうした発表は、イギリス海上貿易機関(UKMTO)から、アラブ首長国連邦フジャイラの北およそ125キロの海域で、タンカーが不明の物体による攻撃を受けたとの報告が伝えられたのと同時期に行われました。

乗組員は全員無事とされていますが、攻撃の発生源は依然として不明です。

また、イラン国会国家安全保障委員会のイブラヒム・アジジ委員長は、トランプ大統領の発表に対し、ホルムズ海峡におけるいかなるアメリカの介入も停戦違反になると警告しました。

アジジ委員長はこの計画を拒否し、ワシントンが提案する新たな海上秩序における役割も受け入れない姿勢を示したうえで、「この海峡はトランプ氏のSNS投稿で管理されるものではない」と強調しました。