世界中
3分読む
パキスタン、インドとの衝突から1年 攻撃には断固対応と警告
南アジアの隣国インドとパキスタンが数十年ぶりとなる最大規模の軍事衝突から1年を迎える中、イスラマバードはインドに対する警告を改めて発しました。
パキスタン、インドとの衝突から1年 攻撃には断固対応と警告
パキスタン軍の兵士が、2025年5月7日、パキスタン統治下のカシミール地方ムザファラバードでインドによる攻撃後に煙が上がるビラル・モスクを警備しています。 / Reuters

パキスタン軍は木曜日、昨年5月のインドとの4日間の軍事衝突から1周年を迎えるにあたり、いかなる攻撃にも断固として対応すると警告しました。この衝突は両国を戦争の瀬戸際まで追い込みましたが、米国の仲介による停戦で終結しました。

パキスタン軍は声明で、同国が「マルカ・エ・ハク(真実の戦い)」と名付けた2025年5月の衝突で示した以上の「力と精度と決意」をもって、あらゆる「敵対的な企て」に対抗すると表明しました。

発端となったのは、インド統治下のカシミール地方で銃撃犯が26人を殺害した攻撃で、両国は報復攻撃を応酬しました。インドは証拠を示さずパキスタン支援の武装勢力の関与を主張しましたが、パキスタンはこれを全面否定し、独立した調査実施を求めました。

インドは5月7日にパキスタン国内への攻撃を開始し、パキスタンもドローン侵入・ミサイル攻撃・砲撃による報復に踏み切りました。両国で数十人が死亡し、米国の仲介を経て5月10日に停戦が成立しました。

パキスタンはこの衝突で、フランス製ラファール戦闘機を含むインド軍機少なくとも7機を撃墜したと主張しました。インドも一部の損失を認めましたが、詳細は明らかにしませんでした。

トランプ米大統領は、より大規模な戦争を回避する上で自らが貢献したと繰り返し主張しています。

パキスタンとインドは長年にわたって緊張関係が続いており、双方が全域の領有権を主張するカシミール問題をめぐって、これまで3度の戦争のうち2度を戦っています。

情報源:AP