世界中
4分読む
ヘルシンキ空港、ドローン警戒による一時閉鎖から運航再開
フィンランドのオルポ首相は、国防軍が監視活動を強化したと述べた後、「ウーシマー地域における危険は去った」とXへの投稿で明らかにしましたが、詳細については説明しませんでした。
ヘルシンキ空港、ドローン警戒による一時閉鎖から運航再開
2026年4月1日、フィンランド・キテーでドローンが発見された後、かつての国境警備隊の拠点ナルサッカラに停車するフィンランド国境警備隊の車両。 / Reuters

フィンランドのヘルシンキ空港は、ドローンへの警戒を受けて3時間にわたり航空便を停止した後、金曜日に通常運航を再開しました。

空港は現地時間午前4時から7時(GMT午前1時から4時)にかけて運航を停止しました。安全当局が南部ウーシマー地域上空へのドローン飛来の可能性を受け、危険警報を発令したためです。

オルポ首相は国防軍による監視活動の強化を明らかにした後、「ウーシマー地域における危険は去った」とXに投稿しましたが、詳細には触れませんでした。

ヘルシンキ空港は声明で、「運航は再開したものの、今回の混乱により5月15日金曜日は遅延や欠航が生じる見通しで、午前中の遅延が午後の便にも影響する可能性がある」と説明しました。

同日早朝、フィンランド当局は南部ウーシマー地域の領空内でドローンとみられる物体を確認しました。

オルポ首相はXに、「ウーシマー地域でドローンに関する危険警報が発令された。当局が対応措置を講じており、国防軍は監視・対処能力を強化している」と投稿しました。

この投稿に先立ち、ヘルシンキ市救助局が「危険を伴う可能性のある無人航空機が領空内を飛行しているおそれがある」とXで発表し、「危険終了の発表があるまで屋内にとどまるよう」市民に呼びかけていました。

国防軍は、情報を入手した後ただちに監視・対処能力を強化したと改めて表明し、想定される対象地域はヘルシンキとポルヴォーの間になるとの見方を示しました。

ただ、フィンランドは現時点で直接的な軍事的脅威にさらされているわけではないとも述べました。

フィンランドは2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻を受けてNATO加盟を申請し、2023年4月に正式加盟を果たしました。

フィンランドはロシアとの国境線が1343キロメートルに及び、NATO加盟国の中で最長となっています。

また、ノルウェーおよびスウェーデンというNATO加盟国とも国境を接しています。

情報源:AA