米国による封鎖が続く中、キューバには軽油や重油の備蓄が全くないと、同国のエネルギー相が明らかにしました。地元メディアによると、ビセンテ・デ・ラ・オ・レビー氏は「重油も軽油も全くない」と述べたということです。
同相は水曜日、国営メディアを通じて「燃料も軽油も一切ない」と表明し、国家電力網が「危機的」状況にあると警告しました。
「備蓄は皆無だ」とも述べました。
同相はまた、封鎖下でもキューバが燃料の輸入交渉を継続していると明らかにした上で、米国・イスラエルとイランの戦争を背景に世界的な石油価格と輸送コストが上昇しており、交渉がさらに難航していると語りました。
「燃料を売ってくれる国や企業であれば、キューバはどこでも歓迎する」と述べました。
燃料危機
報道によると、キューバの石油生産量は1日あたり約4万バレルであるのに対し、消費量はその2倍以上の9万から11万バレルに達しており、構造的に輸入依存を余儀なくされていますが、その輸入がほぼ途絶えた状態となっています。
キューバ政府は火曜日、米国の経済制裁と燃料不足の深刻化を受け、エネルギー商品の固定価格制度を廃止し、燃料価格を自由化すると発表しました。
キューバは1月30日に発動された米国の石油禁輸措置と広範な停電が重なり、深刻な燃料危機に陥っています。
トランプ大統領はイランとの戦争後、キューバが「次の標的だ」と繰り返し言及しており、このカリブ海の島国は「近いうちに」崩壊すると述べています。
情報源:TRT World and Agencies









