トルコの防衛企業バイカル社は、来月イスタンブールで開催される防衛展示会「SAHA2026」での一般公開に先立ち、次世代自律型国産戦闘ドローンの群れ飛行デモンストレーションを披露しました。
K2カミカゼUAV(無人航空機)とスヴリシネク徘徊型弾薬は、同社のケサン・テストセンターで行われた実地試験において、AIを活用した高度に連携した群れ運用能力を実証しました。
デモンストレーションは、5機のK2カミカゼUAVが離陸して複雑な編隊飛行を披露するところから始まり、その後10機のスヴリシネク徘徊型弾薬の群れが加わりました。
同時に、バイカル社の大型戦闘ドローン「バイラクタルTB2」「TB3」「アクンジュ」が上空から作戦行動を護衛しながら記録しました。
これらのドローンは、高度なAI搭載の視覚航法ソフトウェアを駆使し、衛星測位システム(GNSS)に依存することなく、測位・航法・目標捕捉をすべて自律的に実行することに成功しました。
同ソフトウェアにより、GPS信号が妨害・遮断された環境下においても、群れ全体が自律的に目標を探知し、攻撃を遂行できるとしています。
スヴリシネク徘徊型弾薬は1000キロ超の攻撃射程を有しており、作戦行動の大幅な深度拡大を実現するものとして位置づけられています。
さらにAIを通じて群れ内の継続的な通信を確保し、各機がリアルタイムで目標データを共有することで、同時多発的な協調攻撃の実施を可能にしています。
試験では、スヴリシネクの群れが指定座標への協調急降下攻撃を成功させたのち、K2カミカゼUAVによる高速急降下機動が続きました。
次世代自律型プラットフォームの実用化により、バイカル社は世界の防衛市場における存在感をさらに高めています。
研究開発はすべて自社資金で賄っており、金曜日に公表した報告書によると、2025年も世界最大のUAV輸出企業の座を堅持。輸出額は22億ドルに達し、同社として過去最高を記録しました。
同社の収益の9割は海外販売が占めており、戦闘ドローンの輸出契約を締結した国は38カ国に上ります。















