欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長は、2月28日に始まった米国とイスラエルによる対イラン戦争以降、欧州が石油・ガスの輸入に追加で320億ドルを支払う必要があったと明らかにしました。
月曜日にベルリンで開かれた記者会見でフォン・デア・ライエン委員長は、欧州がこの4年で2度目となる深刻なエネルギー危機に直面していると指摘し、EU加盟国はそこから教訓を得るべきだと述べました。
また、「2022年にはロシアのプーチン大統領がガス供給を止め、今度はホルムズ海峡の問題が浮上しています。輸入化石燃料への過度な依存が、私たちを脆弱にしています。この依存を減らさなければなりません」と強調しました。
さらに、安定したエネルギー供給を確保するため、再生可能エネルギーの拡大や、小型モジュール炉を含む原子力技術の革新を進める必要があると述べました。
フォン・デア・ライエン委員長は「欧州で生み出されるすべての電力は、経済の安定、エネルギー価格の抑制、そして欧州の自立につながります」と語りました。
イランに対する制裁の緩和について、欧州委員会委員長は「制裁の解除はまだ時期尚早だと考えています。解除にはまず、イランにおける根本的な変化が必要です」と明言しました。











