イスラエル軍は、シリアの主権を侵害する新たな行動として、同国南部クネイトラ県のブレイカ村を襲撃しました。
シリアのテレビ局「アル・イフバリヤ」は、イスラエル軍が8日の火曜日、住宅1軒を襲撃し、家宅捜索を行ったと報じました。
今回の事件は、ここ数日、クネイトラで相次いでいるイスラエル軍による襲撃や砲撃の最新のものです。
「アル・イフバリヤ」によりますと、先週の日曜日にはイスラエル軍がクネイトラ中部の農村地帯にある東サマダニヤ村の周辺に砲弾1発を撃ち込みました。その前日には、クネイトラ南部のラフィード町周辺に6発の砲弾を撃ち込みました。
また、イスラエル軍の軍用車両5台からなる部隊がラフィード町周辺に進入した後、撤退しました。拘束者は報告されていません。
ブレイカ村でもここ数か月、イスラエル軍による襲撃が繰り返されています。7月31日には、軍用車両3台からなる部隊が村に進入して検問所を設置し、通行人の所持品などを調べましたが、拘束者はいませんでした。
ほぼ毎日のように続くイスラエル軍の襲撃と攻撃
シリア南部、特にクネイトラ県とダルアー県では、イスラエル軍による住宅への襲撃や捜索、住民の拘束、軍事検問所の設置などが、ほぼ毎日のように繰り返されています。
イスラエルは1967年以来、シリア領ゴラン高原の大部分を占領しています。
イスラエルは、2024年12月8日にバッシャール・アサド政権が崩壊した後、1974年の兵力引き離し協定は無効になったと宣言し、シリアとの間に設けられた緩衝地帯や、ヘルモン山(シェイク山)のシリア側を含む地域を占領しました。
シリアのアフマド・シャラア大統領は7月26日、他国も関与する形でイスラエルとの安全保障協定の締結に向けて取り組んでいると述べました。
また、協定が実現すれば、シリアが占領下のゴラン高原に対する正当な権利を放棄することなく、包括的な和平への道を開くことになるとの考えを示しました。





















