トランプ米大統領は、キューバとの協議を開始すると発表しました。キューバは、米国が地域の重要同盟国であるマドゥロ氏を連行した後、米国による燃料の海上封鎖によって深刻な打撃を受けています。
トランプ氏は27日、自身のソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、共産党による統治が続くキューバを「失敗した国家」と表現し、「キューバは支援を求めており、我々は協議に応じる」と述べました。ただ、詳細については明らかにしていません。
ワシントンでは、トランプ氏がカリブ海や中南米での米国の支配力を強める一環として、キューバ政府の転覆を図っているとの見方が強まっています。
先月初め、トランプ氏は、フロリダ州沖のカリブ海の島について、米国が「ほぼ即時」に「引き継ぐ」と述べていました。
また、ベネズエラのマドゥロ長期政権を崩壊させる米軍の作戦に続いて、次はキューバが標的になるとも述べています。
「集団的な罰」
この共産主義の島は1960年代以来、歴代の米国政権と対峙を続けています。また、約145キロ離れたフロリダ州には、政治的な影響力が大きいキューバ系の亡命者コミュニティがあります。
ベネズエラは貧しいキューバにとって外交、経済両面での生命線でしたが、マドゥロ氏の連行によって、キューバはさらに孤立を深めています。
原油生産国であるベネズエラはキューバの主要な燃料供給源でしたが、米国によって供給ルートが遮断されたため、キューバでは頻繁に停電が発生しています。
トランプ大統領は5月1日、キューバ経済の重要部門を対象とした新たな経済制裁を発表しました。
これに対し、キューバのロドリゲス外相は「集団的な罰」「一方的な強制措置」だとして、米国の対応を非難しています。
情報源:AFP










