ガザ戦争
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イスラエル、2年以上の否定を経て5歳のヒンド・ラジャブ殺害を認める
イスラエルはこれまで、これらの殺害への関与を否定し、初期調査ではイスラエル軍が「現場にはいなかった」と説明していました。
イスラエル、2年以上の否定を経て5歳のヒンド・ラジャブ殺害を認める
イスラエルがついにヒンド・ラジャブさんの殺害を認める。/写真:ロイター

イスラエル軍は、ガザで5歳のヒンド・ラジャブちゃんを殺害したことを初めて認め、これまでの否定を撤回するとともに、殺害をめぐる刑事捜査を開始すると発表しました。

イスラエルは19日の水曜日、2024年1月29日のラジャブちゃんの死亡と、2025年3月にガザで救急・人道支援活動家15人がイスラエル軍によって殺害された事件について、内部の刑事捜査を開始すると発表しました。

イスラエルはこれまで、これらの死亡への関与を否定し、数か月後に行った初期調査でも、イスラエル軍は「車両の近くにも射程内にもいなかった」と説明していました。

ラジャブちゃんは、ガザ北部で車に乗っていた家族7人のうちの1人で、車はイスラエル軍の銃撃を受けました。

最初の攻撃を生き延びたラジャブちゃんは、数時間にわたりパレスチナ赤新月社の救急隊員と電話をつなぎ、助けを求め続けました。

ラジャブちゃんを救助するために派遣された救急車も銃撃を受けました。

パレスチナ赤新月社との数時間に及ぶ必死の通話が途絶えてから12日後、ラジャブちゃんの遺体は、銃弾で穴だらけになった車の中で発見されました。

ラジャブちゃんと救急隊員との通話記録は国際社会に大きな衝撃を与え、ラジャブちゃんをはじめ、ガザで殺害された数千人の子どもたちの死について責任を問う声が高まりました。

この事件を題材にした映画「ヒンド・ラジャブの声」は、2026年のアカデミー賞にノミネートされました。

イスラエル軍は声明で、次のように述べました。

「調査結果を検討した結果、またパレスチナ赤新月社の救急車の移動調整に不備があったとの指摘を受け、この事件について軍警察の刑事捜査部門が捜査を開始することを決定しました」

イスラエルは2023年10月以降、ガザでジェノサイドを続け、7万3,000人以上のパレスチナ人を殺害し、女性や子どもを中心に17万4,000人以上が負傷しました。

仲介国は、2025年10月10日に発効した停戦合意の履行を進めるため、引き続き協議を続けています。

イスラエルによる停戦合意違反で、これまでにパレスチナ人1,266人が死亡し、4,200人が負傷しました。