NATO事務総長のマルク・ルッテ氏は、トルコの防衛産業基盤を称賛し、同国の防衛産業が英国、ノルウェー、そして欧州連合とより密接に連携すべきだと述べました。

ルッテ氏は火曜日にハーグで開催されたNATO公開フォーラムで、「トルコは非常に大きな防衛産業基盤を持っています。時々、その存在を忘れてしまうことがあります。私はいくつかの企業を訪問しましたが、本当に印象的でした」と語りました。

「トルコの防衛産業が英国、ノルウェー、そして欧州連合とより強固につながるようにしていく必要があります」と彼は述べました。

またルッテ氏は、防衛協力の枠組みによる同盟内部の分断を警戒し、「NATO内にこうした壁を作ってはいけません。それは役に立ちません」と述べました。

NATOの32加盟国の首脳は6月24日から25日にかけてハーグに集まり、防衛費増額やウクライナの加盟申請をめぐる議論が中心となる重要なサミットを開催します。