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イスラエル、レバノンの要衝橋を攻撃 地上侵攻拡大へ
エフィ・デフリン准将は、地上侵攻の拡大が今後数週間のうちに始まると述べました。
イスラエル、レバノンの要衝橋を攻撃 地上侵攻拡大へ
ザミール中将は「我々は現在、組織的な計画に基づき、標的を定めた地上作戦と攻撃を進める準備をしている」と述べている。 / AP
13時間前

ベイルート政府が、イスラエルによるレバノンの主権の明白な侵害を非難したのを受け、イスラエル軍は長期的な作戦となる可能性を警告し、レバノンでの地上侵攻を拡大したと発表しました。

22日の日曜日、イスラエル軍にはヒズボラがリタニ川を渡る際に使用している橋を破壊する命令が出され、レバノンの国営メディアも南部でイスラエルによる攻撃があったと報じました。

エヤル・ザミール中将は声明で、「ヒズボラというテロ組織に対する作戦は始まったばかりだ。これは長期にわたる作戦となり、今後は計画に基づき、標的を絞った地上作戦と攻撃を進めていく準備をしている」と述べました。

また、同日に行われた別の発表で、軍報道官のエフィ・デフリン准将は、地上作戦の拡大が来週にも始まる見通しだと明らかにしました。

「地上侵攻の前兆」

レバノンのジョセフ・アウン大統領はこれに先立ち、橋への攻撃について「危険なエスカレーションであり、レバノンの主権を公然と侵害するものだ。さらに、地上侵攻の前兆と見なされる」と警告していました。

イスラエル軍は、「ヒズボラのテロリストがリタニ川北部から南部へ移動するために使用していた通過地点を攻撃した」と説明しています。

レバノン国営通信社(NNA)によりますと、スール(ティール)近郊の橋への3回の攻撃により、「広範な被害が発生し、橋は使用不能になった」とのことです。その後、4回目の攻撃も行われたと報じられています。

さらにNNAは、攻撃により「橋に隣接する電力網が損傷し、店舗や果樹園、公園にも深刻な被害が出た」と伝えました。

アウン大統領は、「リタニ川の橋を標的にすることは、川以南の地域とレバノン本土との地理的なつながりを断つ試みだ」と指摘しました。

またNNAは、イスラエル軍が国境近くのタイベで「多数の住宅を爆破した」とも報じています。

イスラエルは日曜日早朝、レバノンからのロケット攻撃により民間人1人が死亡したと発表しましたが、その後、「この事案がイスラエル国防軍(IDF)兵士による発砲に関連している可能性について調査している」と明らかにしました。