米国とウクライナの当局者は、ロシア・ウクライナ戦争の終結に向けた取り組みを前進させるため、ジュネーブで会談しました。一方、モスクワは合意署名を急ぐ考えはないと示唆しています。
ドナルド・トランプ米大統領は、第二次世界大戦以降で最も犠牲者の多い欧州の紛争の終結を目指していますが、これまでのところモスクワとキエフの間で合意を成立させるには至っていません。
ジュネーブやアブダビで行われたこれまでの米国主導のロシア・ウクライナ当局者間交渉でも、領土問題などの主要な争点を含め、妥協点を見出すことはできませんでした。
ロシアは、ウクライナ東部ドネツク州の完全支配を求める立場を崩さない姿勢を示しており、木曜日、合意がいつ成立するかについて予測するのは時期尚早だと述べました。
「われわれが期限について何か述べたことがあるだろうか。期限はない。われわれには課題があり、それを遂行している」とロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は国営メディアに語りました。
キエフは、行き詰まりを打開する唯一の方法はウラジーミル・プーチン大統領とウォロディミル・ゼレンスキー大統領による首脳会談だと主張しており、木曜日の協議でその実現に向けた環境整備を図る考えを示しています。
「本日ジュネーブで、交渉プロセスの枠組みの中で協議を続けています。スティーブ・ウィトコフ氏およびジャレッド・クシュナー氏率いる米国代表団との二国間会談が始まりました」と、ウクライナ側の首席交渉官ルステム・ウメロフ氏は述べました。
ウメロフ氏はさらに、3月に予定されている新たな三者協議に先立ち、米国と立場を「調整する」ことを目指していると付け加えました。
ロシア国営メディアによると、ロシア側交渉官キリル・ドミトリエフ氏は木曜日にジュネーブ入りする予定ですが、ウクライナ側と会談するとの情報は出ていません。
ロシアのタス通信は、匿名の関係者の話として、「ドミトリエフ氏は木曜日にジュネーブに到着し、経済問題について米国側と交渉を進める予定だ」と伝えています。












