トルコ外務省関係者が水曜日に明らかにしたところによりますと、ハカン・フィダン外相は、5月21日から22日にかけてスウェーデンのヘルシンボリで開催されるNATO外相会合に出席する予定です。
会合では、トルコが7月7日から8日にアンカラで開催を予定しているNATO首脳会議の準備に加え、同盟内の結束、トランスアトランティック協力、防衛産業の生産能力強化、ウクライナ支援、防衛費増額を実際の軍事能力へと転換する取り組みなどが主要議題となる見通しです。
また、閣僚らは、イランやホルムズ海峡をめぐる最近の動向についても協議する予定で、これらが欧州・大西洋地域の安全保障や世界の安全保障環境に及ぼす影響についても議論される見込みです。
さらに、NATO南部方面に関する政策や、欧州・大西洋の安全保障に影響を与える最新情勢、特にロシア・ウクライナ戦争も議題に含まれる予定です。
会合は5月21日、ウクライナのアンドリー・シビハ外相と、EUの外務・安全保障政策上級代表カヤ・カラス氏も出席するNATO・ウクライナ理事会の非公式作業夕食会から始まります。
夕食会では、フィダン外相が、トルコとしてウクライナの独立、主権、領土保全への支持を改めて表明するとともに、ロシア・ウクライナ戦争の終結に向けたアンカラの外交努力を強調するとみられています。
アンカラ首脳会議に向けた準備
この会合は5月22日、NATO加盟32か国の外相のみが参加する会合へと続きます。
今回の会合は、7月に開催されるNATO首脳会議を前に行われる最後の外相会合となり、ハカン・フィダン外相は、アンカラ首脳会議に向けた準備状況について同盟国側に説明する見通しです。
また、フィダン外相は、首脳会議に対するトルコの期待を説明するとともに、会議を通じてNATOの結束と連帯を示そうとするアンカラの取り組みを強調するとみられています。
さらに、フィダン外相は、トルコによるNATOへの貢献について説明し、防衛支出を実際の軍事能力へと転換する同国の取り組みを強調する予定です。そのうえで、NATO加盟国間における大西洋横断の防衛産業協力は、制限なく発展させるべきだとの考えを示す見込みです。
加えて、フィダン外相は、あらゆる方向からの脅威に対応するための「360度安全保障アプローチ」の重要性を強調し、NATOと南部周辺国との連携強化や、より強力なテロ対策の必要性についても訴えるとみられています。


















