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TRT Worldフォーラム開幕、イスタンブールで国際秩序の未来を議論
今年で10回目を迎えるTRT Worldフォーラムが、「中心なき世界:ルールが通用しなくなったとき、誰がリーダーシップを発揮するのか」をテーマに、イスタンブールで開幕しました。
TRT Worldフォーラム開幕、イスタンブールで国際秩序の未来を議論
TRT Worldフォーラム開幕

2017年からTRTが開催しているTRT Worldフォーラムは、世界各国の著名人や有識者が集まり、国際的な対話を深める場として、その役割を果たし続けています。

イスタンブール会議センターで開幕した今年のフォーラムには、レジェップ・タイイップ・エルドアン大統領も出席します。会場には、学者やジャーナリスト、スポーツ選手、芸術家、政治家、市民社会団体の代表者らが集まり、世界が直面する主要な課題について議論を交わします。

初日には、エルドアン大統領をはじめ、ブルハネッティン・ドゥラン通信局長、TRTのメフメト・ザヒト・ソバジュ総局長が開会のあいさつを行います。

また、ジェヴデト・ユルマズ副大統領は「トルコ:地域大国から地域を越えて影響力を持つ国家へ」と題する公開討論会に登壇します。

国家情報機構(MİT)のイブラヒム・カルン長官は、「国際法と人道的崩壊が交錯するガザ」をテーマとする公開討論会で発言する予定です。

TRT Worldフォーラムは、長年にわたり国際社会のさまざまな課題について異なる立場や視点を持つ人々が意見を交わす場となってきました。10回目を迎える今年は、世界の勢力図の変化や、国際社会におけるリーダーシップのあり方に焦点を当てます。

過去10年間に開催された公開討論会は86回、非公開討論会は76回に上り、合わせて801人の登壇者と数千人の参加者が集まりました。こうした議論を通じて、多様な意見や経験を共有する機会を提供してきました。

今年のフォーラムでは、国際社会全体が直面する課題に加え、各地域が抱える重要な問題も取り上げられます。特に、人工知能、エネルギー危機、国際法、経済などが主要な議題となっています。

公開討論会では、次の9つのテーマについて議論が行われる予定です。

「トルコ:地域大国から地域を越えて影響力を持つ国家へ」

「緊迫した外交の再来:中堅国家と台頭する多極化秩序」

「国際秩序におけるアメリカのパラドックス」

「困難な復興への道:中東の戦争後における各国経済」

「国際法と人道的崩壊が交錯するガザ」

「つながりをめぐる新たな地政学:海上交通路、要衝、輸送回廊」

「アルゴリズム時代の主導権は誰が握るのか:企業、国家、市民」

「エネルギー危機の余波:圧力にさらされる制度と組織」

「人工知能時代における責任のあり方」

さらに、専門家が参加する円卓会議では、アジア太平洋地域の安全保障情勢やユーラシアの地域秩序、ロシアとウクライナの戦争、アフリカにおける外交や地経学など、幅広いテーマについて議論が交わされる予定です。