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トルコ企業 カザフスタンの世界最大級テクノロジー見本市で製品・サービスを展示
テクノロジーの国際展示会「GITEX」の中央アジア・コーカサス版が、カザフスタンのアルマティで初めて開催され、出展した多くのテクノロジー企業が来場者の関心を集めました。
トルコ企業 カザフスタンの世界最大級テクノロジー見本市で製品・サービスを展示
カザフスタンのアルマティで、「GITEX AI 中央アジア」が初めて開催されました。 / AA

世界最大級のテクノロジー展示会「GITEX」の中央アジア・コーカサス版が、カザフスタンのアルマティで初めて開催され、トルコの企業各社が最新の製品やサービスを出展しました。

月曜日に開幕した2日間の「GITEX AI カザフスタン」には、50か国から336のテクノロジー企業やスタートアップが参加したほか、100人以上の投資家、200人以上の講演者が集まり、政府関係者や専門家、民間企業の代表者らが意見を交わしました。

会場にはトルコ館が特設され、ネットワークセキュリティ企業「オピネート」、情報サービス企業「ジオラボ」、衛星通信・IT大手「トゥルクサット」など、トルコのテクノロジー企業各社が製品・サービスをアピールしました。

オピネートの共同創業者でCEOのセルカン・オズデン氏は、中央アジア・コーカサス地域で初めて開催された今回のGITEXには強い関心が寄せられており、大きな手応えを感じていると話しました。

同氏はアナドル通信の取材に対し、「この地域での拠点づくりを進めており、現地の販売代理店とも契約を締結しました。今年から本格的に市場への参入を進めています」と述べました。

同社は企業のファイアウォールシステムと連携し、設定の誤ったルールを検出することで、セキュリティ上の脆弱性の洗い出しを支援するサービスを手がけています。

同氏はさらに、「この市場にはイスラエルの大手グローバルメーカーが競合として存在しますが、われわれはトルコのメーカーとして数多くの優位性を持っています。競合製品から乗り換える顧客もすでに相次いでおり、この市場でも同様の実績を残したい」と意気込みを示しました。

ジオラボで地理情報システムを担当するエスラ・ジンディル氏は、同社がドバイのGITEXにも出展した経験があり、実りある展示会だったと評価しました。そのうえで、「今回も参加してみようと考えました。この地域の人々や顧客層を直接把握したかった」と出展の狙いを説明しました。

同氏は展示会での反響について満足感を示し、「多くの関係者と交流でき、現時点では非常に好調に推移しています」と話しました。

同社が手がけるのはデジタル地図分野で、衛星画像の取得・解析からデジタルインフラの管理、360度の街路撮影まで幅広い事業を展開しています。「ロシアとは衛星画像分野での共同プロジェクトも進めており、カザフスタンでも新たな顧客獲得に向けて現地のニーズを調査しているところです」と述べました。

企業・組織のデジタル化と業務システムの円滑な統合を専門とするトゥルクサットは、今回の展示会を通じてカザフスタン市場への売り込みを図りました。

同社は友好国・同盟国へのサービス展開を重点戦略に掲げており、すでに複数の国から関心が寄せられているといいます。アナドル通信の取材に対し、進出先となる各国での戦略的パートナーシップの構築に向けて積極的に動いていく考えを明らかにしました。

情報源:TRT World and Agencies