米司法当局によると、カリフォルニア州ロサンゼルス近郊アルカディア市の市長が辞任し、中国のエージェントとして違法に活動した罪で有罪答弁を行う予定です。
FBIの防諜・スパイ活動部門のローマン・ロジャフスキー副部長は月曜日、「アイリーン・ワンは自らの自白により、秘密裏に中国政府の利益のために活動していたことが明らかになった」と述べました。
ロサンゼルスの米連邦検察の声明によると、副部長は「外国政府のために民主主義への影響工作を行う者は、特定・捜査のうえ法の裁きを受ける。これを明確な警告とする」と強調しました。
NBCニュースによると、2022年に人口5万6000人のアルカディア市の市長に選出されたアイリーン・ワン被告は月曜日に連邦裁判所に出廷し、2万5000ドルの保釈金で釈放されました。
ワン被告は外国政府の非合法なエージェントとして米国内で活動した罪で起訴されており、後日有罪答弁を行うことに同意しています。
未登録の外国政府エージェント
検察によると、ワン被告と共犯者のヤオニン・マイク・サン被告は「USニュースセンター」と称するウェブサイトを通じ、米国内で中華人民共和国寄りのプロパガンダを拡散していたとされています。
サン被告は昨年10月に外国政府エージェントとして活動した罪で有罪答弁を行い、現在4年の禁錮刑に服していると米連邦検察は述べています。
ワン被告は司法取引に際し、法律で義務付けられている米司法長官への届け出を行わないまま中国政府のエージェントとして活動したことを認めました。
司法取引の合意書によると、ワン被告とサン被告は中国政府当局者から指示を受けてウェブサイトに中国寄りのコンテンツを投稿しており、掲載前に承認を求めることもあったとされています。
2021年11月には中国政府高官とされるジョン・チェン被告がワン被告に対し、「外務省が発信を求めている」として記事の投稿を指示したと検察は主張しています。
チェン被告は贈収賄と中国の未登録エージェントとして活動した罪で有罪答弁を行い、2024年11月に禁錮20か月の判決を受けました。










