米国とイスラエルによるイランへの共同攻撃で最高指導者アリ・ハメネイ師や他の主要な安全保障当局者が死亡したことを受け、ヨーロッパ各地と米国で大規模な反戦デモが行われています。
ギリシャでは、日曜日にアテネの米国大使館前でデモ参加者が集まり、イランの国旗を掲げるとともに、「中東で混乱を引き起こしている。ギリシャは虐殺から手を引け」と書かれた横断幕を掲げています。
放送局ERTによると、デモ参加者は「民衆が戦争からの道を切り開く、帝国主義は無敵ではない」といったスローガンも唱えています。
デモにはさまざまな団体や組織が参加しています。
土曜日には、ロンドンでも米国・イスラエルの行動に抗議する集会が開かれています。
核軍縮キャンペーン(CND)の支援を受けた集会では、参加者が「イランに干渉するな!」「戦争は終わらせろ!」などのスローガンを掲げています。
米国各地でも、ニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴ、ボストン、アトランタなどの主要都市で反戦集会が相次いで開催されています。デモ参加者はホワイトハウス前やタイムズスクエアに集まり、ワシントンの地域での軍事関与の即時停止を求めています。
ガーディアン紙によると、オールバニ、エレンスバーグ、チャタヌーガ、デコラ、ゲインズビル、スプリングフィールドなどの小都市でもデモが予定されていました。
ANSWER Coalition、National Iranian American Council、American Muslims for Palestine、CodePink、People’s Forum、Palestinian Youth Movement、Black Alliance for Peace、Democratic Socialists of America など、左派団体の連合を代表する主催者は、今回の攻撃を「挑発されていない違法行為」と非難し、攻撃が大規模な死者や破壊を引き起こすおそれがあると警告しています。
主催者は、米国全土の人々に対し、軍事的エスカレーションを拒否し、声を上げるために街頭に出るよう呼びかけています。
土曜日の朝以降、イスラエルと米国は複数のイラン都市に攻撃を行い、最高指導者や他の主要な安全保障当局者多数が死亡しています。
イランはこれに対応して、イスラエルや米国の地域内の拠点に対しドローンやミサイル攻撃を行い、多くの湾岸諸国が自国の空域を閉鎖する事態になりました。
イラン当局はハメネイ師の死亡が確認された後、報復を誓い、40日間の喪期間を宣言するとともに、後継者が指名されるまでの暫定評議会を設立しました。






